米澤復古會

米沢鯉

六 十 里

「母乳たすける鯉の味 母乳で育つ風の子は 雪や嵐に負けないぞ」三百年の歴史がしみ込んだ名産「鯉のうま煮」は昔から滋養強壮とお目出たい席のお料理として愛されてきた米沢の代表的な食品です。
清冽な水と冬の厳しい寒さが鯉の身をひきしめうまい鯉を生んでいます。米沢の鯉は冬の寒さで冬眠するため、その分ゆっくりと成長します。他の養殖場で2年かけて出荷するところを、当店では敷地内に湧く泉の水を使い3年かけています。これにより鯉独特の匂いや泥臭さが、当店の鯉には全くないのです。
そして伝統の鯉料理を贅沢にご賞味いただくために、飯豊町中津川に二百年構えた商人宿の古材を利用して店をつくり皆様をお待ちしております。
山形県米沢の鯉は、かつて「上杉鷹山」が水産資源が乏しいこの内陸の地である米沢に福島県相馬より鯉の稚魚を取り寄せて、米沢城のお堀で育てたのが始まりと言われ貴重なたんぱく源となっていました。また米沢は、古くから織物の産地であったことから養蚕も盛んにおこなわれ糸をとり終えた繭のさなぎは、池に飼っている鯉の良い餌にもなっていました。
上杉鷹山が進めた殖産興業は、すべて民を思う気持ちから米沢の産業を紡ぎ今も息づいています。
店  名
株式会社 米沢鯉 六十里
住  所
〒992-0026
米沢市東1-8-18
TEL/FAX
Tel.0238-22-6051
Fax.0238-21-6051
ホームページ
https://sites.google.com/view/koirokujuri
取扱商品など
鯉の甘煮・鯉こく・鯉煮
営業時間
月・水~日、祝日、祝前日
11:00~14:00(料理・ドリンクL.O.14:00)
17:00~19:00(料理・ドリンクL.O.19:00)
/定休日 火曜日