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上杉伯爵邸
- 上杉伯爵邸では主に、郷土料理のご提供や、資料展示などを行っております。米沢の郷土料理の原点とも言われる、鷹山公の「かてもの」を味わうことができる米沢唯一の館です。「かてもの」とは鷹山公が飢饉に際して、穀物の貯蓄とともにそれを食いのばさせる目的の草木果実を選び、その調理法を具体的に述べ、また各種味噌の製造法や魚鳥獣肉の貯蔵法まで記した手引書のことです。山菜・野草・鯉など、米沢づくしの一品一品をかみしめながら、しばし、歴史の余韻に想いをはせ、季節の情感に心和むひとときをお過ごしください。また、抹茶をはじめ米沢ならではのスイーツを味わえる「和風カフェ和庭」や米沢織の着付け体験なども楽しむことができます。
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上杉伯爵邸は、明治29年、元米沢城二の丸跡に上杉家14代茂憲(もちのり)伯爵邸として建てられました。当時は敷地約5,000坪、建坪530坪という壮大な大邸宅でした。
- しかし、大正8年米沢大火で類焼し焼失。大正14年に、銅板葦き、総ヒノキの入母屋づくりの建物と、東京浜離宮に依って造園された庭園が完成いたしました。
- 設計者は中條精一郎、施工は名棟梁江部栄蔵による作品です。かつて、鶴鳴館(かくめいかん)と称され、皇族の御宿所ともなった、文化財的価値のある邸です。
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