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笹野一刀彫
鷹 山
- コシアブラの木を「サルキリ」と呼ばれる刃物ひとつで削り上げてできる伝統工芸・笹野一刀彫「お鷹ぽっぽ」は、今も魔除けや商売繁盛などの縁起物として米沢土産や贈答品に選ばれ親しまれ米沢市のシンボルでもあります。近年は、カラフルでポップな鷹や干支のみならずネコなど様々な作品を若手後継者が作っています。予約すればお鷹ぽっぽの絵付け体験もすることができ、旅の思い出に自分だけのオリジナルお鷹ぽっぽを作ることができます。また、吾妻山に自生する山ぶどうの蔓を使った素朴なバッグも大人気となっています。
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米沢藩主・上杉鷹山公が豪雪に閉ざされる厳しい冬の農閑期に副業として、指導奨励したことがはじまりです。もともとは、火伏の花として作られその後、「お鷹ぽっぽ」へと変化したようです。困窮する暮らしの中で原方衆は、鷹山公の「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」の精神を持ち試行錯誤をくり返し厳しい生活を耐え忍んできました。
- 現在も伝えられているその磨かれた技術には、原方衆の不屈の精神が継承されています。
- また、お鷹ぽっぽの”ぽっぽ”とはアイヌ語で“玩具”という意味があります。
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